雪国放牧豚

 豚とは一般的に、豚舎と呼ばれる飼育舎内で一生を過ごします。そもそも豚肉は、早く大きくし、柔らかく、肉効率(可食部)が良いものがよしとされる畜肉でした。今も一般量販店で販売されている豚は、それを基準に価格(取引相場)を決定し、その価格を基準に販売されています。肉の美味しさは、果たして何で判断するのが正しいのでしょうか、もちろん嗜好も大きく影響しますが、やはり肉として考えたとき、肉本来の歯ざわり、舌触り、ほどよい脂肪、そして、肉汁からの旨味にあると考えています。この要点を満たす為には、現在の一般豚の飼育方法を真っ向から否定しなけれなりません。

 

雪国放牧豚は、味を探求し、理想とした飼育方法を取り入れた豚です。 

えこりん村

北海道千歳市の千歳空港から札幌へ、道央自動車道で向かうと、恵庭市と言う町があります。この恵庭市の恵庭ICをすぎるとちょうど左側に広大な牧場が出現します。ここが雪国放牧豚のふるさと、恵庭市にある「えこりん村」です。このえこりん村は、牧場、農業をテーマとした生産型テーマパークで、羊、豚など多種多様な動物を飼育し、生産しています。

 

ブランドとは、テクニックではない

豚には、ホエー豚や、放牧豚、○○豚など多種多様なブランド豚が存在します。その豚の中には、生産者が真剣に取り組んだ結果完成されたおいしい豚のブランドもあれば、ただ、「この餌を与えました」や、「この地域はこの花が有名なので」と植物の名前まで付いた豚まで存在します。他の放牧豚に至っては、「放牧しました」までは良いのですが、「冬は放牧できないので、してません」と言うような呆れた放牧豚まで存在しています。「雪国放牧豚」は、ただテクニック(名前や販促マーク)だけで販売している豚ではありません。一年中、真冬でも放牧され、肉質を向上させる為に運動させています。晴れ暑い夏の日も、吹雪で極寒の真冬も、飼育者達が真剣にこの豚を作り上げ、その真剣さがブランド価値と考えています。

 

雪国放牧豚 特徴

品種

 WLD(3元交配)

飼育期間

 180日~200日 

産地

 北海道恵庭市

 

肉質は決して柔らかい豚ではありませんが、放牧を行っている為旨味があり大変上質な味です。放牧の為脂肪分はさほど多くはありませんが、真冬は寒冷地に放牧される為脂肪がやや多めになります。

飼育日数は、大きさに味の向上が期待できる為、通常の豚より大きめに飼育しており、一般豚とは大きく異なります。